2008 03,16 22:06 |
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やったぜ、コーエン兄弟が帰ってきた。「ブラッド・シンプル」、「ミラーズ・クロッシング」、「バートン・フィンク」、「ファーゴ」の興奮が蘇る。
正直、「ビッグ・リボウスキ」以降の作品は、がっかりだったので、久しぶりに彼らの真骨頂を堪能したよ。 この緊迫感、緊張感は、まさに「ブラッド・シンプル」彼らの原点だ。荒涼としてどこまでも続く道、闇に迫る影、水滴や鏡やブラウン管に写るシルエット、何かもかもが「待ってたぜ」と叫びたくなる。 後半、ちょっとダレたが、ラストの台詞が秀逸。トミー・リー・ジョーンズが、いろんな人と話す本筋とは一見関係ない会話がなんとも意味深で人生観や死生観を脳味噌の片隅に釘を打たれたように引っかかる。 栗4つ。 日比谷スカラ座にて。
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