2008 03,21 11:10 |
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高松塚古墳は、国宝にもなっている女子群像の壁画で有名だ。劣化が激しくゆくゆくは石室自体を保存可能な施設に移築するらしい。現在、それまで応急処置のための作業が行われており、古墳は写真のような無残な姿に・・・。 発掘は破壊の始まり、このところの温暖化は、カビの繁殖の増加など悪影響の要因が多いらしい。 現在の高松塚古墳もものすごい設備になっているそうだが、それでもおぼつかないほど危機的な状況のようだ。 高松塚古墳のほど近く、模写を展示する施設がある。石室も忠実に再現されているが、思っていたものより遥かに小さくて狭い。有名な壁画以外にも多くの絵が描かれており、どれも当時の風俗を色彩で表現しているのが貴重だ。 宮内庁が管理していて考古学者に発掘させていないから、他にもものすごいものがまだまだたくさん埋まっているのだろう。古代日本の謎の解明のために発掘させたい気持ちと、古墳を破壊から防ぐためにそっとしておきたい思いとが拮抗する。 日本の原風景のような山里が広がっている飛鳥は、本当に美しい。 初めて来るのに懐かしい。そんな場所だ。 このような謎の巨石が点在している。これは亀石。柵で囲われているのが残念。こういうものが野原にでーんとあるのがいいんだけどな。 |
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