2008 03,30 16:30 |
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このところ夜は全然眠くないのに朝はすこぶる眠い。今日も、早朝寄席は挫折。
昼頃起きて、日本橋へ。三日月の会は、こみち・志ん八・さん若の同期の会だそうで、一応若手(?)の会だね。(笑) 入り口でばったりぱんださんと会い、今日は一緒に鑑賞させていただく。 こみち 「権助魚」 まくらも面白いし、機転もきいている。男役も上手だけど、やはり女性らしい細やかな点が笑えるなあ。旦那と権助を見送る、「あなた、いってらっしゃいませ」と言いながら、横向いてちぇっ、ふんっとやるあたりはなかなかだ。好きな表現がいくつか抜けていたけど、多分教わった人が違うのだろうね。 さん若 「野ざらし」 三人の中で香盤が一番下だけど、年齢は一番上。ややこしい同期会だ。 この間、早朝寄席でも聴いたネタだ。前回の方が出来が良かった。 今回は、まくらが硬くちょっとグタグタで観客の心を捉えぬままネタへ・・・。それがちょっと噺に現われ、噛み噛みだったけど、後半持ち直しいつものように熱演へ。 主人公のお調子者や幇間などの描写はとてもいい。 こみち -仲入り- 高座に上がり、「どうしましょう?休憩とった方がいいですか?」と聞き、観客のリクエストを聞いて、仲入りへ。 こみち 「蚤のかっぽれ」 「三度目の登場でーす」と明るく。客のあしらいも上手。 珍しい噺。明るく楽しい高座、観客を上手にのせてこみちワールドへ。最近、なんか頼もしいまでの堂々たる噺家になってきたなあ。 志ん八 「素人義太夫」 一之輔さん同様、前座の頃から輝いていた天才肌。流れるような噺の運びは、とてもいい。また、最近まくらもこなれてきて面白い。 声の使い分けも表情も素晴らしい。ただ、期待値が高い分、もっとすごいものを見せてほしいと欲がでる。今後も目が話せない噺家だ。 |
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