2018 12,01 21:58 |
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話題の「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきた。奇しくも今日は、世界エイズデー。
役者の外見を似せることにはずいぶん注力されていたが、肝心の映画の出来は平凡だった。ありきたりの展開、陳腐なストーリーはかなりがっかりだ。ザンジバルから逃げるようにロンドンに来た一家、フレディーとクイーンのメンバー、フレディーとメアリー、ポール、ジムとの確執と葛藤は、もっと重厚なドラマにできたはず。薄っぺらい感情表現と人物への洞察は、そもそも脚本がひどいのか演出が悪いのか、とにかく退屈で物足りない。 それでもクィーンの素晴らしい音楽は圧巻で、音楽が始まれば心躍る。収録されている楽曲以外にも大好きな曲がたくさんあり、本当にすごいバンドだったよねえ。あの曲もこの曲も大音響で聴きたいと思った。スマホでクイーンの曲を聴きながら帰った。 これほどまでにすごいバンド、これほどまでに波乱万丈な人生の物語がこんなにも陳腐な作品になってしまうのは、とってももったいないと感じた。 栗3つ。 TOHOシネマズ日比谷 スクリーン5にて。 |
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