ホノルル滞在最後のディナーは、ハレクラニ・ホテルのメインダイニングのラ・メールへ。ハワイと言えばアロハシャツが正装だから、どんな高級レストランでもそんな格好で良いと思っていたら、こちらは要ジャケット、襟付きのドレスシャツ、ロングパンツに革靴というドレスコード。それ故、客もドレッシーな装いだし、レストランのスタッフもジャケットにネクタイだった。 支配人も挨拶に来ていただけたし、とっても雰囲気の良い素敵なレストランだった。最後の夜にふさわしい。 薄かったけど虹も出た。 レストランおすすめのコースにした。 これはメニューに入ってなかったけど、本日のスープ。 さすがフランス料理レストラン。前菜からこの美しいビジュアル。フォアグラの冷製、カルーア風味のコーヒーとココナツゼリー、レーズンとベリーのムースリーヌ添え。黒いゼリーがコーヒーの苦味があってそれとフォアグラがとっても合う。 帆立貝のロティと烏賊の薄作り、オレンジ風味のキャビアソース いい具合にローストされた大きな帆立の貝柱が柔かい烏賊で包まれキャビアのオレンジソースがかかているというなんとも贅沢な一品。見た目が白いけど、切って中のほんのりきつね色の帆立がとっても香ばしく、とっても美味しかった。 ロブスターのボッシェとチョリゾソーセージ、イカ墨のニョッキとチョリゾのクリームソース これも目で舌で楽しむフレンチの真骨頂。なんとも美しい盛り付け。これだけで幸せな気分。 プリプリのロブスターに塩気の効いたチョリゾやイカ墨のニョッキがよいアクセント。 USプライムビーフフィレとフォアグラのソテー、ソースペリグーとポムスフレ添え あまりの美味しさにメインの写真を取り忘れるという大失態。ホームページから写真を拝借。 ジャガイモのスフレが薄くてパリパリの皮にしっかりと濃厚なポテト味。再びのフォアグラに、柔らかいフィレとこれぞ至福の時。いつもサーロイン派だけど、フィレも美味しいなあ。 チーズもテーブルの前で好きなものを取り分けてくれる。 コーヒーは、カプチーノを選択。 デザートの前にプレデザート。こういうところも手を抜かない。 そしてデザート。これまた見た目でノックダウン。美しい盛り付け。 最後に小菓子。 そしてお土産まで。マカダミアナッツをパチパチ弾けるキャンディーでコーティングしたもの。これも美味しかった。お土産にもっと買って帰りたかった。 ハワイなのに、ドレスコードが厳しいこのレストランのために持ってきた麻ジャケット、長袖麻シャツ、麻のズボン。(笑) でも、とっても幸せなディナータイムだった。 La Mer Halekulani 2199 Kalia Road Honolulu, Hawaii
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