2009 01,24 10:14 |
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31歳で亡くなった三岸好太郎の美術館へ行った。画家生活は、たった10年。しかし、10年とは思えぬ、そのスタイルの変化は、驚きに値する。さまざまなジャンルを描きつつ、自分らしさを貫いたその作品群に魅了された。
特に印象的だったのは、「飛ぶ蝶」。鮮やかな色彩の蝶が飛んでいるのかと思いきや、よくみるとそれらの蝶にはピンが刺さっており、どれも標本だ。 しかし、そのなかの一羽だけが、ピンから抜け出し、まさに飛び立とうとしている。標本が飛び立つという不思議な光景とイマジネーションにしばし立ち尽く す。 ゆっくりじっくり絵を鑑賞できた。贅沢な空間、素晴らしい雰囲気、札幌に来る度、来たい場所になった。 三岸好太郎美術館 |
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