2018 02,11 14:25 |
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台中で行きたかったのここ彩虹眷村だ。高鉄台中駅の案内所で尋ねてみたらバスでの行き方を教えてくれたのだけど、お目当てのバスが見つけられず、鉄道で台鉄台中駅に行ってからと思ったけど、どうやら地理的には高鉄台中駅からの方が近いようなのでタクシーで行くことにした。 どうみても観光客っぽい日本人がキョロキョロしながら駅構内を歩いていると白タクっぽい人が寄って来る。駅改札から一つフロアを降りたところに正規のタクシー乗り場があった。分かりにくいね。そこからタクシーに乗る。Rainbow Villageで通じた。まあ、ここから観光客が行くのは今やほとんどそこなのだろうね。タクシーの運転手さんが日本語ができる人だったので助かった。帰りのタクシーをどう拾おうかと思っていたところなので、彩虹眷村を見学している間近くで待っていてもらうことにした。ただ、帰りの観光客をつかまえようと現地にタクシーがたくさん待ち構えていたけれど。(笑) 村へのアプローチ。 村の壁もかわいくカラフル。 「眷村」とは、第2次世界大戦後、蒋介石率いる国民党軍が台湾に進駐し、統治を始めた外省人の住居として作られた一般的には軍人村と言われていたところだそうだ。黄じいさん(黄伯伯)こと黄永阜さんももともとは香港出身。この村が再開発されると決まった時、90歳を超えていた黄じいさんは、突然家の壁に絵を書き始めた。理由は、暇だったから。絵の勉強もしたことないそうだが、その色彩感覚と愛らしいキャラクター像は、なんともいえない魅力に溢れひきこまれる。映画のロケ地として使われ、またここを訪れた人たちのSNSの投稿が話題となり、今や台湾以外からも観光客が訪れる一大スポットになり、取り壊し計画は流れたそうだ。 現在94歳とは思えぬ若々しさの黄じいさん。気軽に写真撮影に応じてくれます。手に持っている絵(カラーコピーだったけど)をチップ替わりに購入。他にもグッズがたくさん売られていて、その収益でペンキを買い、それでまた絵を書くのだそうだ。 もともと軍人村であり、黄じいさんも国民党軍に志願し、台湾へとやってきた。写真は切れちゃったけど、「25号 老兵在」(老兵ここにあり)と自宅に描いている。 彩虹とは、中国語で「虹」のこと。カラフルな色彩で溢れるこの村は、やがて彩虹眷村と呼ばれるようになった。日本でもTV番組クレイジージャーニーでお馴染みの佐藤健寿さんの写真集「奇怪遺産2」で紹介され、もちろん番組で放送された。なので、日本でもかなり有名になったよね。
圧倒的な色彩感覚、見ていて幸せになる楽しいキャラクターたち。レスポートサックとかとコラボして商品できないかなあ。絶対にウケると思うけどな。 「平安」は、あちこちに描かれていた。 瓦もレインボー。 壁だけでなく広場の地面も! もう本当に可愛い。 おじいさんにも会えたし、村いっぱいにあふれる色彩豊かな絵につつまれて本当に幸せな気分になれた。 |
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