2017 11,03 23:44 |
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久ぶりの歌舞伎に行ってきた。といっても初めてのスーパー歌舞伎。漫画のワンピースを全く知らないのでノーマークだったのだけど、会社の同僚が「すごく面白かったよー」と言うので、とっても気になっていたのだ。e+やぴあを見たらすでに売り切れていて、諦めていたところ、松竹のサイトではチケットが残っていた。ただ、もう一等席と桟敷席しかなく、1000円しか違わないのならと桟敷席を購入。
久しぶりの歌舞伎なので、着物を着て新橋演舞場へ。やはり桟敷席は視界が開けて観やすいなあ。 舞台には主人公のルフィの像が。開演前の動画では、ハッシュタグの宣伝やらタンバリンを買ってねと出演者による楽しいプレムービーが流れていた。 いよいよ開演。場内が暗くなり、音楽と映像がワクワク感を煽り幕が開く。おお始まったと思ったら、すぐに幕が降りた。舞台上の準備でちょっとしたハプニングがあり、15分ほど中断。何があったかは、市川猿三郎さんのブログに詳細が。時折、ディスコ役の猿三郎さんが状況説明してくれ、最初からやり直すとのこと。冒頭で良かった。舞台の中盤だったら、大変だったよね。(笑) ハプニングがありながらも、そんなことを吹き飛ばしてしまうほどのパワー溢れる、これでもかと観客を楽しませる演出、役者のサービス精神たっぷりのパフォーマンスに感激、感動の嵐だった。 猿之助さんは、この舞台中の怪我により休演となったが、尾上右近さんの若々しいリーダーシップがこの舞台を成功に導いたね。 早替わりによる一人二役(三役)、かっこよく決まる見栄、回り舞台、花道を使った演出などなど歌舞伎らしさ加えて、ワイヤーアクションやプロジェクターを利用した映像との融合、激しいアクションとスーパー歌舞伎ならではのド派手な展開にびっくりするやら興奮するやら。手が伸びる演出も面白かったなあ。 特に二幕は、ロッキーホラーショーのようだった。上演前に買ってねと紹介されていたタンバリンが大活躍で、観客も参加の大盛り上がり。これは、一等席の前の方は人気になるよね。多くの人がリピーターなんだろうな、もう慣れた感じで舞台の盛り上げに協力してた。参加型の感じが、これまたロッキーホラーショーみたい。 そして、桟敷席の魅力はお弁当を席まで運んでくれること。広いテーブルがあるので、ゆったりと食事をして優雅な気分。(笑) すごーく楽しかったけど、この幕に出てくる仲間たちは、今回は最初だけで本編ではあまり活躍しないんだよねえ。唯一、最初ぬいぐるみだったチョッパーが、生身の体で登場する場面の超絶可愛さは、ある意味クライマックスだった。市川右近ちゃん、可愛いねえ。 いやぁ〜、楽しかったあ〜。やっぱり、舞台はいいなあ。 スーパー歌舞伎II『ワンピース』 新橋演舞場にて、11月25日まで。 |
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