2008 05,05 22:33 |
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先日のノラや寄席の打ち上げで、文左衛門師匠にチケットを売りつけられたので(なーんて嘘)、行って来たよ中野まで。
三日連続の文左衛門独演会の最終日。政之助さんや皆勤賞のNAHさんも会場に。 今日は、文左衛門師匠4席。もうお腹いっぱいっす。 かな文 「寿限無」 前座時代の着物を着て登場。袖や丈が短い、短い。(笑) 「真打になってから覚えた噺はすぐ忘れちゃうけど、前座時代に覚えた噺は忘れないねえ」なんて言ってたけど、結構ヌケてたよ。 文吾 「粗忽の釘」 高座ででんぐり返しするお惚気パターン、これ初めて聴いた。 文左衛門 「青菜」 最高に笑えた。面白かったなあ。お屋敷でのやり取り、長屋でのやりとり、どちらもすごく面白かった。暑苦しさもものすごく出ていたなあ。 アサダ二世 奇術 観客とのやりとりも最高に可笑しく。こういう舞台と客席が一体となったものは面白いね。 ただ、観客がほとんどのネタを知っているから、やりにくいだろうなあ。 文左衛門 「芝浜」 まくらもなく「芝浜」へ。うーん、この時期に「芝浜」か、それも暑苦しい「青菜」の後に・・・。またこの噺は、聴く側もそれなりの心の準備があるもの。最初、ちょっと入り込めなかった。 だが、文左衛門師匠、とにかく情景描写や表情がものすごく上手い。途中からグングンひき込まれ、最後は目頭が熱くなった。 本当に表現力豊かだよなあ。いやはや脱帽だ。 |
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