2017 07,14 19:16 |
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広東料理がベースのロンドンの中華料理店が逆輸入の形で上海にオープン。ロンドンのHakkasan本店は、ミシュラン2つ星とのこと。 看板メニューの北京ダック・インペリアル・キャビア載せが食べたかったの。日本円で2万円越えだがハーフサイズもある。キャビアって、しょっぱいだけで別に好きでもなかったのだけど、このキャビアは違った。なんというまろやかさ。ほんのり塩気にとろけるような不思議な食感にびっくり。なんでもインペリアル・キャビアは、高齢のチョウザメから採れる大粒琥珀色のアセトラ・キャビアで最高の風味を持つキャビアとのこと。その昔イランの皇帝専用であったためこの名前がついたのだとか。これがパリパリの北京ダックと甘みのあるソースとあいまって絶品の美味しさに。いやはや大満足だよ。 高額なのに大人気の店なので予約は、必須。レストランに入る前のバーカウンターも素敵。 外灘の旧銀行ビルの重厚なビルの5階にあるが、内部はレトロ風ながらもモダンなテイストも伺える洒落た作り。値段が高額でもあり、お洒落をした客も多い。 北京ダックが高額だったので、それ以外はお得なコース料理に。日本円で5,000円ほど。Taste of Hakkasonというこのコース料理は、平日の17:30-18:30のみ注文可能。 前菜の点心も目にも鮮やかでそれぞれが海鮮の旨味がふんだんに出ていて美味しい。 連れが頼んだのは、チキンスープの黒トリュフ入り。まあ、なんとも贅沢。 北京ダックは、身の部分も調理して出してくれる。以前、北京で北京ダック食べた時は、食べきれないほど出てきたけど、こちらはお上品。(笑)柔らかくて美味しかったよー。 店員さんも英語を話す人が多く、皆とっても親切だった。「どこから来たの?」「どうやってこの店知ったの?」「料理はどう?」と質問責め。(笑)日本でも有名だよーと答えると、現地の在留日本人もたくさん来るって言ってた。 季節の野菜の炒め料理。ガーリックが効いていて美味しかったなあ。 メインは、アンガス牛のペッパーソース。肉はジューシーで味付けも良かった。 デザートは、レモンポッドにした。レモン風味のババロアとアイスクリームがこれまた絶品。連れが誕生日近いんだと伝えると、お皿にHappy Birthdayとチョコレートで書いてくれ、アイスクリームに蝋燭を立ててくれ、アップリケーキは、その場でリキュールをかけてフランベしてくれた。チェキで写真を撮ってくれ、次回のサービスチケットもくれた。10月までの期限付きだけど。それまでにまた来ちゃう? コーヒーや飲み物を入れたら二人で3万円となかなかなお値段だったけど、料理は美味しいし、見た目にも綺麗だし、お店の雰囲気もいいし、店員も親切でとっても良かった。帰り際に一番おしゃべりした女性の店員に「とっても美味しかった」と声をかけたら、他のテーブルに接客中だったけど、出口まで丁寧に見送ってくれた。いやあ本当に素敵なレストランだったなあ。 エレベーターも真っ赤な扉で素敵だけど階段のアプローチが素晴らしいよ。 |
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