2008 05,17 19:17 |
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カンヌ映画祭の60回開催を記念して製作されたオムニバス映画。一編3分なので、余程のスタイルを確立した監督しかなしえない難しさ。選ばれている監督たちは、全てなるほど。映像が始まってすぐああこの人だ、終わってみてやっぱりこの人かとどれも頷ける。
ただ三分間で何かを表現するのは非常に難しく、出来はさまざま。好き嫌いもあるだろうけど、どれも映画に対する熱い”愛情”に溢れている。 個人的には、テオ・アンゲロプロスのものが一番心に染みた。 映画への愛に溢れているアンドレイ・コンチャロフスキー、チャン・イーモウ、アッバス・キアロスタミ、チェン・カイコーは、どれも郷愁と映画への感謝で目頭が熱くなる。 お主やるなあと思ったのは、ロマン・ポランスキー。 シニカルなケン・ローチを最後に持ってくるあたりがヨーロッパやなあ。 映画好きなら楽しめる。とにかく映画に対する愛に溢れていて、幸せな気分になれる。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン8にて。 栗3つ。 |
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