2017 02,02 12:58 |
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キース・エマーソン、グレッグ・レイク、ジョン・ウェットン、グレン・フライとここ1年で大好きだったアーティストが次々に亡くなってしまい、寂しく切ない想いだ。デヴィッド・ボウイも大好きだった。初めて買った彼のレコードは、「ジギー・スターダスト」。中の曲は一つも知らないのに、アルバム・ジャケットにつられて購入。一曲目に針を落とした途端にその世界に引き込まれた。今も全く色褪せない素晴らしい音楽だ。 現在、東京の品川区・天王洲でデヴィッド・ボウイの大回顧展 DAVID BOWIE is が開催中。土日は、混んでいるかなあと思い、平日会社を休んで行ってきた。入場券は、2時間毎の入場時間指定。観覧者は、全員ヘッドフォンを付けて入場するので、その在庫数のためらしい。前売りで売り切れてしまうとその時間帯の当日券は無いそうだが、僕が行った日は、どの時間帯も当日券ありだった。 美術展でその作品の前でボタンを押すと説明が流れるオーディオガイドは、よくあるが、こちらは、展示作品の前に立つと自動的にその展示と関係があるボウイの音楽が流れてくる。ボウイのこれまでの名曲を聴きながら観覧するのだ。インタビューのビデオが流れているモニターの前に来ると、音声になったりとなかなか凝っていた。結構ところ狭しと展示作品があるのに、上手に音楽が切り替わりった。音楽を聴きながら思わず体が動いてしまっている人もいた。もしかしたら、僕もそうだったかも。(笑)まさに体感する展覧会だ。 ボウイの直筆のノート、絵画、時代時代の衣装他貴重な資料がたくさん展示されていた。もともと美術学校出身のボウイだけあり、ミュージック・ビデオや衣装、コンサートの舞台などの絵コンテやデッサンがたくさんあって、大変興味深かったな。 圧巻なのは、やはり衣装。当時の映像のメイクアップと合わせてみると、そのスタイルとビジュアルは、同じ人とは思えぬほど。そして、体が細〜い。バックにクラウス・ノミがいる映像もあって、これノミのドキュメンタリー映画で観たなあと懐かしく、また切なくなっちゃった。 やはり、年配のお客さんが多い気がしたが、ボウイの音楽は今の若い人にも気に入ってもらえると思いう。また、衣装やデッサン、出演映画やミュージック・クリップの映像は、美術やデザインを志している人にも絶対に面白いと思うね。 ボウイの名曲に誘われて、展示作品を巡る、まるで時空を超える旅のようだった。懐かしい曲に、当時のことを思い出しながら、楽しい時間を過ごせた。グッズもいろんなものが販売されていたね。 確実に入場できるよう、事前にチケットを買った方がいい。僕は、前日にチケットぴあで購入し、コンビニで発券した。ぜひ、天王洲にデヴィッド・ボウイに会いに行ってみてね。 DAVID BOWIE is |
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