2016 08,12 10:47 |
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長くハプスブルク家が居を構えた王宮。新王宮、美術館、博物館とこのエリア一帯に堂々とした石造りの建造物が建ち並ぶ。 王宮は、現在博物館になっており、ここでシェーンブルン宮殿と共通のシシィ・チケットを買っておけば、シェーンブルン宮殿の大行列に並ばないですむ。王宮のチケット売り場もそれなりの行列ができていはいるがシェーンブルンに比べればたいしたことない。並ぼうかと思い、ふと見ると列の途中に自動券売機があり、そちらで入場券が買えたので並ばずに済んだ。自動券売機は、クレジットカードしか使用できず、また王宮のみのチケットしか買えないので、シシィ・チケットを買いたい場合は、列に並ばないとならない。 王宮内は、写真撮影禁止。銀のカトラリーや陶磁器の食器、燭台など豪華なコレクションは、圧巻だ。なんとも豪華で優雅な晩餐会が行われていたのだろうと想像に難くない。 日本の器もたくさん並んでいた。伊万里や有田、その他の地域で作られたものもあったが、全てがARITAと表記されている。その昔、陶磁器が積まれた港が有田だったため、ヨーロッパでは日本のものはARITAとして流通したとのこと。 王家が過ごした書斎、寝室、バスルームなども見学できる。意外とシンプルな印象。ベッドも天蓋とかなかったし。 シェーンブルンに比べるとはるかにすいているので、こちらはゆっくり見学できた。 隣接している新王宮。こちらも博物館になっている。ハプスブルク家の統治中、どんどん王宮が増設されていった。 王宮の先に、美術館・博物館地区がある。 |
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