2016 07,24 20:49 |
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麦茶が大好きで、夏は冷蔵庫に常備しているのだけど、ここ数年は、ペットボトルの既製品や簡単な水出し麦茶ですませていた。
そう言えば、昨年テレビ番組「たけしのニッポンのミカタ」で紹介されていた小川産業のつぶまる麦茶のことを思い出し、買ってきた。 石窯で二度炒りする麦、期間中何度も何度も繰り返されるその作業は、朝から晩までのかなり重労働。それを一人でやっていた。現代において、麦茶がこんなにも大変な苦労で作られていることに驚きと感動を覚えた。 パッケージを開けると、広がる香ばしい麦の香り。名前の通り、麦の実を砕かず、そのまま炒っているのだ。砕かれていると早く煮出せたり、水出しにできるのだそうだけど、渋みが増えるそうだ。 ヤカンで沸騰するまで煮出したら、弱火にして5分から6分ほどさらに煮出す。それで出来上がり。確かに水を入れてパックをポンの水出し麦茶よりは手間だけど、それほど大事じゃない。そして、温かいままでもとっても美味しい。 苦味渋みのない優しい味。子供の頃、母親が作ってくれた懐かしい麦茶だ。もうペットボトルや水出しのパックには戻れないねえ。麦茶がこんなに美味しかったなんて、日本の夏にこれほど合う飲み物があったのだと改めて気付かされた。
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