2016 05,29 17:50 |
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志ん陽の会の後、周辺をお散歩。そういえば、この辺ってあまり来たことがないなあ。
落語会もお寺だったけど、その周辺もお寺がたくさんある。そのせいか高層建築が少ない。諏訪山 吉祥寺へ行ってみることに。住みたい街ランキングでいつも上位にいる吉祥寺には、吉祥寺はなく、ここ文京区本駒込に吉祥寺がある。名前の由来は、文京区のサイトへどうぞ。 江戸の大火で焼失し、その後この地に移転して、かつては七堂伽藍がある大きなお寺だったが、それも戦災で焼失。現在は、山門と経堂のみが江戸の面影を伝えている。 築地塀が素晴らしい。 かつての大伽藍に想いを馳せる広い境内。都心でこれほどの敷地を今も持っているのは、貴重だ。 参道の花。春は、枝垂れ桜が見事らしい。 再建された本堂。 このお寺には、二宮尊徳や榎本武揚の墓所がある。 また、浄瑠璃や歌舞伎、落語で有名な八百屋お七と吉三郎の比翼塚がある。井原西鶴の「好色五代女」では、火事で焼け出されたお七一家は、この寺に避難することになっている。 東京にもまだ広い空があったのだと感じることができる貴重な場所だなあ。江戸時代は、どんな景色だったんだろうかねえ。近所にこういうところがあるといいなあ。百年以上変わらぬ風景を東京で探すのは本当に難しいからねえ。 諏訪山 吉祥寺 文京区本駒込3-19-17 |
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