2016 05,18 23:59 |
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前回まさかの退出時間5分オーバーで、会場係員と一触即発な雰囲気が流れた。三之助師匠がまくら喋りすぎていつも終演時間が退出時間ぎりぎりになり、あんまり続くと貸してもらえなくなっちゃうよーというのと、お客さんも遅くなると帰るのが大変な人もいるだろうということで、今回から会場に時計を置くことになった。
まあ、以前から時計を置く置くと言っておきながら、狼少年になっていたのだが、さすがの退出時間オーバーで、今回は猛省し、ちゃんと会場に時計が置かれていたよ。(笑) そして、その効果はちゃんと現れ、1席はいい感じのまくらの長さから落語へ。しかし、2席目のまくらで、結局色んなものを思い出し、思い出したらしゃべりだし、退出時間ぎりぎりではなかったけど、それでも15分前終演で、片付けをしたらあら、結局いつもとそんなに変わらなかったんじゃね? ろべえ 「お菊の皿」 三之助 「かぼちゃ屋」 三之助 「ねずみ」 ろべえさん、どことなく元気がないように見えたのは、今思えばこの日、喜多八師匠がお亡くなりになった翌日だったんだ。噺家さんのつらいのは、そういことがあった日でも、お客さんを笑わせなきゃいけないってこと。舞台俳優もそうだけど、こういう時はつらい職業だなあと思う。 三之助師匠の「かぼちゃ屋」は、僕が三之助師匠で一番最初に聞いた噺。これがきっかけで三之助ファンになったもの。愛すべき作品だし、この与太郎は、本当に憎めないいい味。 「ねずみ」も三之助師匠で以前聴いているけど、甚五郎と子供の掛け合いが毎度毎度楽しいねえ。こちらも愛すべき作品だな。 終演後、いつものお店「はなの舞 日暮里店」で打ち上げ。次回も予約しようとしたら、建て替えのため閉店しちゃうんだって。長年、何人で何時に来るか分からない我々をいつも快く迎えてくれて、時折差し入れしてくれたり、料理をサービスしてくれたり、雨の日は傘を貸してくれたりと、本当にお世話になっちゃった。このお店の女将さん素敵なんだよねえ。寂しくなるなあ。 |
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