2008 06,11 11:24 |
|
数年前、チャン・イーモウの映画の試写会に行った時、隣の席に水野晴郎さんがやって来て、いきなりいびきをかいて寝始めた。あまりに豪快な寝姿に驚いた が、映画が始まったとたんむくっと起き出し、もう映画に夢中。可笑しいシーンでは大声で笑い、悲しいシーンではしょんぼりしていた。
この人ほど映画を楽しんでいる人はいないなあ、とその時思った。 僕は、映画を観て悪口ばかっり言っているけど、水野さんは「どんな映画にも何か一つくらいはいいところはある、それを水曜ロードショーで話しているんです」と言っていた。 あとは、ハリウッド100年の時、日劇に「ベンハー」を観に行った時も、水野さんがプレゼンターだったなあ。 存在感がある映画評論家、これでもういなくなっちゃたなあ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |