2016 02,21 20:15 |
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久しぶりに金時師匠の高座へ。寄席でトリだと、たっぷり聴けていいよなあ。しかし、朝は起きられず、マジックが終わったあたりで会場内へ。最初は、最後列に陣取るも、一席聴いて、すぐに最前列へ移動。
扇遊 「一目上がり」 金朝 「反対俥」 ロケット団 漫才 藤兵衛 「時そば」 歌奴 「佐野山」 カンジヤマ・マイム パントマイム 川柳 いつもの にゃん子・金魚 漫才 正朝 「町内の若い衆」 玉の輔 「宗論」 のだゆき 音楽 金時 「二番煎じ」 やはり、寄席はいいねえ。トリ以外は、それほど長い持ち時間じゃないけど、その中で他の出演者には負けないぞ的な、短い時間に持てる力のぶつけ合いというのを感じる。噺家同士、仲間でありライバルであるのだ。正朝師匠の主人公の女房、面白すぎ、笑った。 ロケット団は、いつ観ても楽しく面白い。 金時師匠の落語は、やはりすごいなあ。人物描写が素晴らしい。最前列で見ていると表情がとってもよく分かり、瞬時に次々といろんな顔が現れる。そのどれもが一瞬の表情と仕草の中に、多くの言葉をつくしても語れない性格やそれまでの人生や生活が浮かびあがるかのようだ。 外の見回りの場面の寒さと言ったら、こっちまで凍えそうなくらい。一転、酒と鍋では本当に温まる。人間とは、可笑しく愛すべき存在なんだと実感させてくれる高座だった。 |
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