2015 09,03 06:33 |
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早めにディナーをとったのは、深夜にハレアカラのサンライズを観に行くため。18時30分には夕食を終え、深夜1時くらいまで仮眠という予定だったが、ベッドに入ったものの結局一睡もできず、深夜2時にホテルのロビーに集合。 日本語のツアーは、サンセットだったのだけど、それは売り切れ。日中のハレアカラのツアーも全て売り切れだった。アメリカの法律が厳しくなり、国立公園の入場数を著しく制限しているらしい。旅行代理店が主催するツアーは、その制限にあたるが、個人でレンタカーで向かうのはその制限外らしい。 自動車免許を持っていないので、とにかくハレアカラに行くツアーの空きをホテルのコンシェルジュに探してもらう。ようやく見つけたもらったのが、サンライズ・ツアーだった。深夜2時集合というのにびびっていたが、「とても綺麗だよ」とのことで申し込む。 深夜2時、ホテルの玄関。Polynesian Adventure Toursのミニバスが迎えに来た。これから、カアナパリのホテルを数軒回って、参加者をピックアップしていくらしい。アメリカ人しか乗って来ない。最後のホテルで日本人が一組。ハレアカラに行くツアーこれしか予約できなかったんだろうな。 真っ暗な道を進む。麓の店で、ドライバーが山頂で振る舞うためのココアとコーヒーのタンクを詰め込む。それから、曲がりくねった道を2時間ほど上る。これ、きつかったなあ。以前、昼間に同じような車で来たことあるけど、それよりずっとつらかった。 ハレアカラとは、ハワイ語で「太陽の家」という意味。サンライズもサンセットもどちらも美しいのだそうだ。山頂の標高は、約3000メートルある。ハワイは、海だけかと思いつつ、実は山もすごい。むしろ太平洋の絶海に聳えるハワイ島の4000メートル級の山々の姿は、圧巻だ。晴れた日には、ハレアカラから、お隣の島ハワイ島のマウナ・ケア(4250メートル)が見える。 ハレアカラ山頂手前のビジターセンター(標高約2950メートル)で車を降りる。多くのツアーバス、レンタカーで訪れた観光客がいる。ホテルからバスタオルを持ってきて、それにくるまっている人も入れば、Tシャツ・短パン姿の強者も。。。日本語ツアーは、防寒着を貸してくれるそうだ。やはり、日本のサービスの方が至れり尽くせりだな。 深夜の寒さは、尋常ではなく、また冷たい風が肌を刺す。日の出は、午前6時頃。寒風吹きすさぶ中、1時間ほど待つことに。大きな雲が目の前にあり、その中を時折、巨大な稲妻がショーを見せる。こんなに近くで稲妻を見たのは、初めてだが、その迫力に圧倒された。美しくもあり、そして恐ろしくもあったけれども。 その大きな雲以外は、満天の星空。いつも見慣れている星座の間に無数の星、なんとも不思議な光景だ。星と稲妻を愛でながら、やがて太陽が昇る。ちょっと雲が多くて、残念だった。 ここは、キューブリックの「2001年宇宙の旅」やシュワルツェネッガーの「トータル・リコール」の撮影も行われた場所。 なめていた。こんな格好では、寒過ぎる。 サンライズは、ちょっと残念な結果だったけど、風に流れる雲海が幻想的だった。 雲に浮かぶ天文台も幻想的。 マウイ島とハワイ島の火山にしか自生しないという銀剣草。 50年かけて花を咲かせて、枯れるそうだ。なんとも不思議な植物だ。 山を下りて、ゴルフ場のクラブハウスのようなところで朝食。パンケーキなどもあったけど、疲労で食欲がなく、ヨーグルトとフルーツに。フルーツは、アジアの方が美味しいが、パイナップルだけは、すごく甘くて美味しい。 |
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