2015 08,13 21:43 |
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開演18時30分は、真っ当に仕事をしていると間に合わない。いや真っ当に仕事をしているならぎりぎり間に合う時間なのだが、真っ当に仕事が終わらないからいつも間に合わない。定時に会社を出られないサラリーマンはいっぱいいると思うので、18時台に始まる会のチケットを買うのは難しい。
今回は、8月13日だし、お盆期間だから休めるかなと数ヶ月前からチケットを購入。早々と休みを入れていた。しかし、突然大きなプロジェクトの責任者になってしまい、出社して会議と仕事をこなし、午後半休のよう夕方早退のような形で会社をなんとか出る。 有楽町よみうりホールの立地は最高だ。会社からも自宅からも近いので、行くのも帰るのも楽チンだ。 小三治 開口一番 舞台には、開口一番のめくり。今日の前座さんは誰だろうと思っていたら、小三治師匠が出てきて会場大盛り上がり。立ったまま、今回の会の経緯を説明。嬉しいサプライズだった。 文菊 「千早ふる」 小三治師匠とのエピソードをまくらで。 相変わらずの飄々とした風情で先鋒を務める。 三之助 「替り目」 一番安心して聴ける三ちゃん。酔っ払いも女房も本当に素敵な人物描写。時間の関係か、ちょっと早口でサゲまで行けなかったのがちょっぴり残念。 志ん陽 「代書屋」 / 踊り「かっぽれ」 縦横無尽で堂々としている。先日の王子の会でもそうだったが、メキメキと力が付いてきていて、毎回驚かされる。楽しい高座だった。住吉踊りの最中で踊りも披露。 小三治 「船徳」 やはり季節のネタが演じられるといいよねえ。それも小三治師匠だよ。サゲまで行かなかったけど、久しぶりに小三治師匠の高座が堪能できて大満足。何度も聴いている噺なのに、何かが違う。そこにあるはずのない江戸の町が浮かび、大川が流れ、登場人物が生き生きと目の前に現れてくる。やはり、すごいなあ。 今日の若手も皆、それぞれ将来が本当に楽しみだよねえ。 有楽町のビッグカメラ前からバスに乗って、あっという間に帰宅。便利だなあ、ここは。 |
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