2015 06,07 18:03 |
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これまでも結構作られてきた人工知能ロボットもののSF。今回、変わったところでは、そのロボットの開発者ともども誘拐され、ギャングにロボットが教育されてしまうというところ。人工知能は、生まれたばかりは人間の赤ちゃん同様で、教育する親とその環境に応じて、ロボットも成長していく。
映画で描かれているのは、チャッピーの人工知能云々よりも、人間のエゴ。登場人物の誰もが自分のことしか考えていない。 そんな人間社会を人工知能ロボットがどう見つめ、また自己をどう捉えていくか、そのあたりの切なさがもう少し深みがあればより良かったと思うのだが、後半はお決まりのアクション映画になってしまったのがちょっと残念。 ロボットは壊れたら頭のチップだけを新しい体に移植すれば永遠の命と思いきや、意識はデータ化できないのでコピーできないというのが面白かったのに、結局ラストはそれがデータ化できる展開なのが、つまらなかったなあ。 まあでも最初から最後まで飽きずに観られる娯楽作になっている。 栗3つ。 丸の内ピカデリー2にて。 主役の人工知能開発者、どこかで見たことあるなあと思っていたら、「スラムドッグ・ミリオネア」の主役の人だった。共演にシガーニー・ウィーバー、ヒュー・ジャックマンと豪華だけど、どちらも物足りない役所。 目立っているのは、映画の地元南アフリカのラップ・グループのダイ・アントワードのニンジャとヨーランディー。同じ役名での出演で、あっぱれの存在感。 その二人のプロモーション・ビデオ。ある意味、映画より衝撃的。 |
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