2015 05,20 23:55 |
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前回の会の翌日、タンザニアへと旅立った三之助師匠。その道中のいろんなトラブルや素敵なエピソードの片鱗は、師匠のfacebookで逐次報告されていたけれど、やっぱり直に土産話を聞きたいと思っていたファンも多いはず。今日は、そんな想いに応える会だったね。
ぼたん 「千早振る」 今宵のゲスト。来年真打昇進が決まり、明るく楽しい高座。有名な噺だけど、微妙に細かいところが他の演者と違ったりするのも落語の楽しさ。ぼたんさんならではのちょっと斜に構えて皮肉っぽい表情ながらも、人間への愛情に溢れた想いが染み渡る。 三之助 「死神」 僕が落語を聴き始めた頃、落語界は、志ん朝師匠、談志師匠、円楽師匠(先代)、円鏡師匠が落語四天王と呼ばれ(柳朝師匠は亡くなられていた)、小三治師匠は、その二番手という感じだった。この頃は、小三治師匠のチケットも簡単に手に入ったからねえ。そんな折、いろんな演芸雑誌や新聞の芸能欄で、「ものすごい『死神』をやる奴がいる、小三治だ」というのをよく見かけたなあ。 だから、三ちゃんがこのネタを演るのは、とっても感慨深いのだよ。 今日は、まだ生まれたてでちょっとぎこちない感もあったけど、やっぱり人物描写や情景の表現はいいね。初めて聴くサゲだったので、終演後、「なにあのサゲ?」って聞いたら、オリジナルなんだってよ。ただ、僕は、小三治師匠のくしゃみのサゲが落語っぽくて好きだなあ。 個人的は、今後とっても楽しみなネタが増えたな。 三之助 タンザニア 今夜は、特別プログラム。タンザニアの土産話。一大巨編だ。(笑) 40分くらい喋ってたよねえ。それでも前編ということらしい。またいつか機会があればだね。 終演後は、いつものお店で打ち上げ。 世界で一冊の写真集。三之助師匠を見かけたら、見せてもらってね。 次回、三之助をみたかい? vol.40は、7月29日(水) 日暮里サニーホール・コンサートサロンにて。 |
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