オランダ旅行を計画中の友人向けのオランダ情報。 昔は、ノースウエストKLM連合のマイルを貯めていたので、乗り継ぎでよく立ち寄ったアムステルダム。それがきっかけでオランダが好きになり結構行ったねえ。 <交通> スキポール空港 今でも大好きな空港。ワンターミナルで乗り継ぎが楽ちん。また空港内のショップがとても充実している。他の空港では欲しいもの何もないけど、スキポールでは欲しいものだらけで目移りしちゃう。 空港の地下に特急も止まる列車の駅があるので、アムステルダムはじめオランダ各都市への移動も便利。とくにアムステルダムまでは15分程度で、本数も頻繁にある。 夜の飲み歩きにそれほど興味なければ、空港直結のシェラトンホテルが便利。空港到着で荷物をホテルに預け、ここを拠点に空港駅から毎日違う都市に日帰りが可能。 アムステルダム中央駅 ここからもオランダ各都市のほとんどに日帰り旅行が可能。 電車のチケットは、自動販売機で購入でき、クレジットカードも使用可能。 アムステルダム市内は、市電や運河の水上バスが便利。道が細いので、意外とタクシーが不便で、自転車がレンタルできるならその方がいい。
<言語> 公用語はオランダ語だけど、オランダ全土で普通に英語が通じる。 <料理> ライスターフェル インドネシアをかつては植民地にしていた関係で、オランダにはインドネシア料理店が多い。その多くのお店でメニューにあるのがライスターフェル。10種類の料理を一度にテーブルに並べる。ご飯と一緒に食べるので日本人にも食べ易いし、目にも豪華。 個人的にはあまりそそられないオランダ料理だけど、サーモンやニシンなど魚料理はとても美味しい。これは、スヘフェニンゲンのクアハウスホテルで食べたサーモン。 こちらは、ロッテルダムのレストランで食べたサーモン。 <都市> アムステルダム 街の人がレンブラントが今甦っても迷わず自宅に帰ることができると言うほど、昔の姿がそのままに残る街。反面、道が細く近代的なビルが中心地にない。運河が多く、町歩きには気持ちがいい。 街の中心は、ダム広場。 オランダで一番大きいデパートのバイエンコルフや蝋人形館など、この広場に面している。写真の王宮は、他のヨーロッパ諸国と比べるとこじんまり。 二本の尖塔が美しい建物は、もと郵便局のショッピングセンター「マグナプラザ」。内装も旧来の建物がいかされていて見るだけでも楽しい。カジュアルなお店が多い。 国立博物館。近くにゴッホ博物館もあるが、僕は、ゴッホよりレンブラントなのでこちらが好き。 なんと言ってもレンブラントの「夜警」に圧倒される。 アンネ・フランクの隠れ家。この本棚の奥に隠れ家がある。僕は、想像していたより広いと感じた。アンネの部屋からは、アンネが見つめていただあろう唯一の外の世界の西教会が見える。 他には、有名な飾り窓地区。昔ほど淫靡な雰囲気はなく、昼間なら女性でも入っていける。オランダでは売春は合法で税金を払っている職業だ。アムステルダム中央駅の近くで、入り口からSEX、SEX、SEXの看板であふれている通りなのですぐ分かる。 ロッテルダム オランダ第二の都市。戦後、他のオランダ都市が戦前と同じ姿への復興を目指したのに対し、ドイツのフランクフルトのように近代路線に走った都市。 世界最初の歩行者天国。その両脇にショッピング街。デパートもちょっとした地下街もある。 必見は、ボイマンス美術館。ブリューゲルの「バベルの塔」を所蔵している。写真と本物は大違い。煌びやかな色使いに圧倒される。古典的な作品も展示されているが、オランダのMOMAとも言うべき現代芸術の宝庫。びっくりする展示がたくさんあって刺激的。 美術館近くの川岸には、アートなオブジェも転がっている。 ロッテルダム市内にある展望タワー「ユーロマスト」からの風景。ヨーロッパ最大の貿易港が広がる。ヨーロッパ最大の港は、ここロッテルダム。二位がドイツのハンブルクだ。どちらも港は、海ではなく川にある。 オランダらしくない高層ビルの眺め。 実際に人が住んでいるキューブハウス。ロッテルダムには、こうした奇抜な現代建築が多い。見学用の部屋があり、入場料を払うと中も見られる。 デン・ハーグ アムステルダムが経済の首都なら、こちらは、政治・司法の首都。 騎士の館と呼ばれる国会議事堂。内部も見学可能。 政府関連施設は、運河で囲まれていて上品な雰囲気。 マウリッツハウス美術館。僕は、このレンブラントの絵を目当てに行ったが、ここには、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」があるので、それ目当ての団体などで混んでいる。小さい美術館なので空いている時に訪れたい。もう一つフェルメールの「デルフトの眺望」もここにある。 真珠の耳飾りのミッフィーがミュージュアムショップで売っていた。 スヘフェニンゲン デン・ハーグの海沿いの地区。バスで簡単に行ける。 いつかは泊まりたいホテルのクアハウス。レストランだけ利用したけど、館内の雰囲気もとってもいい。 カジノやオランダの東武ワールドスクエア、マドローダムも近くにあり一大リゾートエリア。 ホテルを抜けるとそこはビーチ。 デルフト ロッテルダムからアムステルダムに戻る列車の車窓から美しい街並が見えて思わず途中下車してしまったのがデルフト。デルフト焼で世界中に有名だが、フェルメールが生まれ育った町でもある。フェルメールの絵がある美術館はないけれど、フェルメールの描いた景色の面影がある。マウリッツハウス美術館にあるフェルメールの「デルフトの眺望」を描いた同じ場所が残っているが、正直かなり違うなあという印象。 そびえる教会と市庁舎が対峙する広場が感動的な美しさだった。 教会のステンドグラスも美しい。 ライデン キューケンホフ公園へ行くバスに乗るために来たのだけど、あまりに素敵な場所で2回訪れた。レンブラントの生まれた町でもあり、また日本に馴染み深いシーボルト縁の地。民俗学博物館には、膨大の日本関連コレクションがある。(ただ展示室や常時展示しているものはそれほど多くない) 駅前にある運河そばには風車が。風車は郊外に行かないと見られないけど、ここは駅前にある。中は博物館。 学生街のライデンは、若者が多く、こんな洒落たカフェも。 城壁が公園になっている。 カジュアルなデパートのV&D。 V&Dの最上階のカフェから見える風景。ここではお茶するのもいいし、外にトイレが無いのでここを利用する。 キューケンホフ公園 チューリップの咲いている期間だけ開園している公園。 確かに美しい公園だったけど、 外のチューリプ畑の方が感動的だった。
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