和服でゴールデンウィーク、メインイベントはこちら。着物でホテルオークラ東京のロビー空間を満喫したかったの。劇場街にある帝国ホテルのロビーの賑わいと違い、閑静で和の趣にあふれたこの空間はまた格別の味わいがある。この美しい空間が、今年の8月を持って地球上から消え去ることになったのだ。 天井から釣り下がる和のテイストをいかした美しく優しい光の照明、市松模様の絨毯、窓の意匠も本当に素晴らしい。 ロビーの設計は、数々の名建築を残している谷口吉郎だ。 このニューススタンドがたまらない。昭和にタイムスリップしたみたい。 ホテルという西洋建築なのに、和服がとっても似合う空間だと思う。 本館ロビー(5階)を見下ろすことができる6階回廊のテーブル。素晴らしい。 せっかくなので、名残を惜しんで宿泊。 部屋は、ずいぶん新しくなっていて、昭和のテイストはもう残っていないねえ。 ベッドの上に鶴と亀の折り紙。こういうのがオークラっぽい。 アメニティーは、資生堂。 これは、ヴェネチアのホテルにあったものと似てる。磨りガラスが部屋の光を優しくする。 部屋にあったジョギング・コース・ガイド。首にかけることができ、さらにホテルのカードキーを入れられるポケットがある。 ジョギング・コースは、こんな感じ。 ホテルオークラ東京 東京都港区虎ノ門2-10-4
「This is Okura」 300 Days Project 8月31日まで本館の思い出に浸る様々な企画が模様されている。
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