2015 02,08 16:16 |
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木の根に取り込まれた仏像の頭部が印象的なこちらは、今やアユタヤと聞いて誰もが最初に思い起こす象徴的な場所だ。この神秘的な姿がかえって霊験あらたかとして大切に祀られている。記念撮影をする際も人間の頭が仏像より高くならないよう、皆座って画角に入っていた。 2011年のタイの洪水では、この仏像の頭の上まで水が浸かり、その際の撮影した水没しているこの場所の絵葉書が入り口の売店で売られていた。 かつては巨大な大寺院であったが、ここでもビルマ軍による破壊が痛々しく、特に仏像の首という首は全て落とされている。仏像の首は、ビルマ軍が持ち帰ったとのこと。 首のある仏像は、後世に修復されたもの。 個人的には、こうした朽ち果てた遺跡の風情はたまらない。 かつては、みな豪華に煌びやかに輝いていたのだろう。 こういう人気の無い遺跡で古に想いを馳せるのは好きなのだ。どうして遺跡にこんなにも心が惹かれるのだろう。 |
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