2015 01,18 22:46 |
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高橋大輔のスケートが観たくて、代々木第一体育館で行われたスターズ・オン・アイスに出かけた。個人的には、競技会の張りつめた緊張感の中でプログラムをこなすというのが好きなんだけど、そうしたものから解放された演者の笑顔はそれはそれで楽しめた。これまであまり興味がなかったアイス・ショーだけど高橋大輔が競技会から引退してしまったので、観に来た。やはり、なんと言っても彼の最高の表現力と素晴らしいスケート技術は、誰よりも秀でていて圧巻なのだ。 今回は、リンクから至近の距離だったので、演者の表情もよく見え、スケート靴のエッジが氷を削る音も聞こえた。パトリック・チャンがジャンプした時は、観客席に飛び込んでくるのではと怖くなるくらいの迫力だった。 お目当ての高橋大輔は、もっとフィーチャーされているのかと思ったけど、意外とあっさりしていて物足りなかったなあ。もっともっと観たかったよ。 浅田真央は、やはり多くの観衆を惹き付けるものをもっているな。小塚崇彦は、競技会ではジャンプをよくミスするけど、伸びやかなスケーティングは素晴らしいと思う。 うっとりしてしまったのは、デイビス&ホワイトのアイスダンスだ。アップテンポの曲で踊るペアも良かったけど、やはり優雅な曲の調べで舞う二人の美しさは筆舌に尽くしがたい。 出演者全員で滑るエンディングは、氷上のミュージカルだね。 そして、この代々木第一体育館は、丹下健三の設計なんだよねえ。青空に映えるなあ。すっごい昔、ピンク・フロイドのコンサートを観に来た。贅沢な空間、ここはずっと残して欲しいなあ。 |
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