2014 11,22 21:01 |
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クリストファー・ノーランの新作なので、ものすごい期待してしまい、その期待とのギャップを埋めることができなかった。ドキュメンタリー調で始まる擦れた映像の前半は、なかなか良い。また、一転宇宙に飛び出してからの映像、音楽、無音の雰囲気も圧倒的だ。映像美、技術的には目を見張るものがある。
しかし、物語は予定調和だ。お決まりの展開、お決まりの裏切り、そしてラストもなんとも陳腐。人間のエゴがぶつかるあたりは魅せるが、どうもやっぱり宇宙を舞台にした家族愛なんでしょってのが観ていてひいてしまう。 まあ、映像はとてもいいので、どうせ観るなら映画館のなるべく大きなスクリーンで観た方がいいだろう。 「2001年宇宙の旅」の世界観にはおよぶべくもない。 あふれんばかりの映像の洪水の中に、家族の形や人間の宗教観を描きこんだテレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」的なものに、がんばって近づきたかったのかなあ。見終わった後、なんの余韻もない。 SFの形を借りた家族愛の映画。栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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コメント |
2時間40分飽きさせない演出力は凄いと思うんだけどね。なんかラスト近くになってちょっとシラけてしまうんだよなあ。時間を操作する発想は面白いんだろうけど。
【2014/12/2407:42】||のんだくれ#224b6f2ecc[ EDIT? ]
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前半は良かったけど、後半は退屈だったけどねえ。宇宙に行った後は、もう映画館から立ち去りたくてたまらなかった。最後もなんじゃこりゃ、じゃん。
【2014/12/2419:32】||栗坊#4f087115c9[ EDIT? ]
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