2014 09,03 12:09 |
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ここもイスタンブールに行ったら入ってみたいと思っていたところ。宮殿と呼ばれているが、ビザンチン帝国時代から続く地下貯水池。しかし、宮殿とはよく名付けたなあ、確かに柱が宮殿っぽい。これが地下にあるんだから、古代の宮殿が発掘されたと言われたら信じてしまいそう。 入場料は、20トルコリラだった。外貨やクレジットカードが使えないのであらかじめ換金が必要。窓口で、ユーロしかないと言ったら、近くの両替屋を教えてくれた。 外は、ものすごい暑さで、それをしのぐにもちょうど良いと思ったけど、湿気がものすごく自分自身に一気にカビが生えるとさえ思えた。天井からは水の雫が滴り落ち、観光客用の歩道も濡れていて滑りやすい。 柱を怪しく照らすライトが、幻想的な雰囲気を醸し出し、宮殿らしらを演出する。池には魚も泳いでいる。 宮殿奥の2本の柱を支える土台には、メデューサの頭部の彫刻が、一つは逆さま、もう一つは横向きに置かれている。見つめられると人間は石になってしまうという伝説の恐ろしい力を封じ込めるという願いだったのか。なんか江戸の職人のような粋なユーモアを感じた。 繰り返されるシンメトリーの美しさに、人は何故惹かれるのだろう。 地下宮殿内にカフェがある。来る前は、カフェでこの幻想的な景色を見ながらお茶したいと思っていたけど、あまりの湿気に退散。ここで出される食べ物、大丈夫かなあ? |
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