2014 08,29 23:33 |
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ヴェネツィア滞在中、有名なフェニーチェ劇場でヴェルディの「椿姫」が上演されていたので、これは是が非でも観たいということでやってきた。夜の回なので、着物で参上。カジュアルな人もいたけど、さすが夜のオペラはゴージャスに着飾ったイタリア人がたくさん、でも負けてなかったねえ。「とても素敵」と外国の方にたくさん声かけられたよ。 ここフェニーチェ劇場は、ヴェルディ「椿姫」の初演の劇場。その場所で同じ演目が観られる機会にヴェネツィアを訪れたのだから絶対観なくちゃだよね。チケットも事前に日本で予約できた。フェニーチェ劇場のサイトから2階のテラス席の前列を確保。チケットは、予約してクレジット決済でPDFをダウンロード。 印刷しないとダメだったので、日本から印刷して持ってきた。入り口でバーコードを読み取って入場。簡単に購入できる、やはりインターネットは便利だ。 あまりに有名なオペラだが、イタリア語なので事前にDVDで予習してきた。実際は、英語の字幕があったが、字幕が舞台上部に表示されるので、ほとんど見られず。 今回は、舞台が現代に移されており、出演者のファッションはモダンで斬新。最初の舞踏会の場面もホテルの豪華スィートルームでのパーティーになっていた。大量の札束も舞う、すごい演出だった。2幕のヴィオレッタとアルフレードの父親との場面も、パリ郊外の家から黄色が鮮やかな公孫樹の森の中になっていた。しかし、舞台上に大量に敷き詰められているのは、公孫樹の葉ではなく札束。続く、ヴィオレッタとアルフレード再会のパーティーも現代的、ランジェリー姿で現代的ダンスを踊るかなりエロティックなものだった。ソプラノも良かったけど、アルフレードの父親役の俳優の声量と歌の上手さが抜群だった。カーテンコールの拍手も一番大きかったね。 同じオペラでも、解釈、舞台設定や演出で何度でも楽しめるなあ。本場で観られて、本当に良かった。 ヨーロッパのオペラ座は、本当に豪華だよねえ。 天井絵と豪華なシャンデリア。 始まる前の劇場内を見ているだけでも優雅な気分。 幕間に1階を探索。 ヨーロッパ中の都市のオペラ座で観劇したいなあ。 こちらは、フェニーチェ劇場へ向かう途中のスナップ。後方には斜塔が。日本人観光客ともすれ違い、「お着物ですね、素敵。でも暑くないですか?」と言われた。確かに日中は暑かったけど、劇場内と夜はちょうどよい感じだったね。 夜のヴェネツィアを着物で歩きながら、ホテルに戻った。 |
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