2014 07,23 23:56 |
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普段は、グッズはほとんど買わないんだけど、三之助手拭いをアレンジしたバッグが売っていたので思わず購入。三之助手拭のデザインが好きなんだよねえ。畳んで縫製されているからわからないけど、座布団につくまでの足袋の軌跡が渋いんだよ。中に端切れも入ってた。大好評で完売しちゃったみたい。 小辰 「悋気の独楽」 入船亭の未来はおろか落語界の将来をも担うであろう若手の実力者だと思うね。小僧は可愛く、妾は艶っぽく、女房の嫉妬の焼き加減も上手だ。前座の頃から突出していたけど、二つ目になっても期待通り、めきめきと力を付けてきているね。本当にこれからが楽しみだ。 三之助 「かぼちゃ屋」 場内大爆笑の長編まくら。師匠小三治の人間国宝認定の弟子達の舞台裏が悲喜こもごも。この話は、もうしないということなので、今宵の観客はラッキー。 三之助の与太郎の鉄壁の可愛さと愛らしさは、圧巻。毎年夏には必ず聴きたくなるネタだ。 三之助 「鰻の幇間」 ネタおろし。大熱演で終演時間が会場撤退時間の3分前。 まずい鰻屋なのに、終わってから皆が「鰻が食べたくなった」と感想を漏らす不思議な噺。 初演だからか、まだリズムに乗れておらず、後半が固かったなあ。もう少し柔らかくなって、飄々とした味が出て来たらもっと楽しくなるだろうね。天然鰻が絶滅危惧種に指定され、そのまくらとともにこの夏何度が聴くことになりそうなこの噺。噺も生き物、次に合う時にどんな風に変わっているか確かめるのが楽しみだ。 次回は、9月24日。日暮里サニーホール コンサートサロンにて。 |
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