2014 05,23 12:06 |
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出張で飛騨の高山へ。いまだに岐阜県高山ではなく、飛騨の高山と言ってしまうのは何故かねえ。
仕事が終わってから、高山の町をぶらぶら。国分寺を見つける。国分寺を見つけると行かずにはいられない。 創建当時は、他の国分寺と同様七重塔を持つ大伽藍が広がっていたそうだが、現在は、かなりこじんまり。度重なる火災や暴風で伽藍を失いつつ、いくつかは再建され今日にいたる。 もとは七重塔だったが、三重塔として再建。その後も火災にあい現在のものは江戸時代に再建されたもの。それでも江戸時代、いいなあ。 本堂は、室町中期の再建で国指定の重要文化財。 鐘楼の後ろにある公孫樹が大きくてびっくり。推定樹齢1250年、幹周10メートル、高さ37メートルなんだって。 山門手前の庚申塚には、願を掛け願いが叶ったさるぼぼをかけてお祓いするさるぼぼ棚があった。奈良でもこういうの見たなあ。 さるぼぼの「さる」は猿のこと、「ぼぼ」とは、飛騨の方言で赤ん坊のこと。のっぺらぼうなのは、嬉しい時は嬉しい顔に、悲しい時は悲しい顔にと持つ人の表情を映す鏡なのだとのこと。 本来赤いさるぼぼだが、最近は、観光のお土産としてカラフルなものがたくさんあり、腹掛けには、「幸福」、「友情」、「愛情」など、それぞれの願いが書かれた物が売られている。 飛騨国分寺 岐阜県高山市総和町1-83 |
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