2014 02,02 15:54 |
|
本国米国ではR指定、日本でも公開ギリギリまでレートが決まらず、結局R18+になった。それもそのはず、全編、ファック、ファック、ファック、ドラッグだ。なんでもありのドタバタした展開は、社会風刺のコメディというトーンで進むので、後半の没落の展開も緊迫感がない。同じ監督、同じく実話をベースにした物語の映画化の「グッドフェローズ」と比べると、眩いばかりの映像表現も、ドキュメンタリーのような緊張感も微塵も無く、残念だった。
ディカプリオは、いろんな映画で様々な役に挑戦していて、がんばっているなあ感はとってもあるんだけど、どの映画を見ても同じなんだよねえ。 前半はマシュー・マコノヒー、後半は気味が悪いほど憎たらしいジョナ・ヒルの方が存在感があり、同時にスクリーンに出るとディカプリオは霞むなあ。 前半の成り上がるまでの過程はテンポ良く見せるが、後半はダレるなあ。 エンド・クレジットのバックに流れるのが、なんとロビー・ロバートソンの曲。これが、素晴らしいの、かっこいいの。残念なことにサントラに入っていないのよ。映画のことは忘れちゃいそうだけど、この曲はYouTubeでヘビーローテション決定! 「グッドフェローズ」をもう一度に、ならなかったね。栗3つ。 ただ、マシュー・マコノヒーとジョナ・ヒルは見る価値あり。 新宿ピカデリー スクリーン1にて。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|