2013 09,18 11:50 |
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チュニジアのルーブルと言われているバルドー博物館。それは、言いすぎでは? オスマン帝国統治時代の地方長官が住んでいた宮殿を美術館に改装した。モザイク画のコレクションでは世界随一。カルタゴ時代のもの、ローマ時代のものなど超貴重なモザイク画のオンパレード。この美術館のすごいところはその展示方法で、もともと壁にあったものは壁に、床にあったものは床に展示してある。ものによっては、モザイク画の上を歩くことになるので、入館者は全員、入り口でビニールのシューズ・カバーを受け取り、それを付けなければならない。 もう1つ注意が必要なのは、チュニジアでは博物館や遺跡での写真撮影には、入館料とは別に写真撮影料が必要。1ディナール。お土産屋さんはユーロが通用するが、ここではチュニジアの通貨のみ。チュニジアの通貨を持っていないので、ガイドさんが希望者に対して一人1ユーロ集めていた。1ユーロで2.5ディナールほどなので、差額はガイドさんへのチップなのか? ガイドさんと一緒に見学している時は大丈夫だけど、後で自由に見学していた時に首からカメラをぶらさげていたので、撮影証を確認された。無作為にチェックしている感じだった。 館内のあちこちにモザイク画。 美術的に素晴らしいということと、当時の人々の生活がうかがえるのが面白い。どんな服を着て、どんなものを食べ、どんな仕事をし、どんな家に住み、どんな動物と慣れ親しんでいたのか、そうしたものを見るのは楽しい。古の世界へ旅をしているようだ。 モザイク画だけでなく、元宮殿だった建物自体もすごい。特に天井の意匠が美しい。 |
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