2013 09,18 09:00 |
|
シチリア島を出た船は、夜の海を航行し、次の寄港地チュニジアのチュニスへ向かう。朝、アフリカ大陸が見えてきた。以前、エジプトへ行ったことがあるので、二度目のアフリカだ。どちらも中東やヨーロッパの影響が大きいので、あまりアフリカというイメージではないが。 船から港ラ・グレットに着く。これまで訪れた国は、スペイン、フランス、イタリアと全てEUのシェンゲン条約締結の国なので、パスポート無しで入国ができたが、ここでは入国必要だ。 港は、ラクダや民族衣装の楽団の演奏で歓迎。ただ、うっかりこのラクダに乗ったり、楽団と写真撮影したり、無理矢理渡させる花を受け取ったりすると、バクシーシ(チップ)を求められる。 船内で渡された入国カードに、事前に名前、国籍、パスポート番号を記入。飛行機で入国とはフォームがちょっと違うのかな?入国カードは、1枚の紙に上段が船会社のツアー参加者用、下段が個人旅行者用だった。上段のみ記入し、入国審査場へ。パスポートと一緒に入国カードを渡す。係官、パスポートは見やしない。入国カードの裏にスタンプを押し、紙をちぎって上段部分だけ渡された。あっという間だった。船旅の客は、買い物して、必ず船に乗って帰るから特に問題は無いのかな?個人旅行やここで下船だとちょっと違うのかも。 港には、アラビア風の建物が。小規模なショッピング・センターだった。 船会社のツアーに参加。個人旅行者用に街の中心まで行くバスもあったけど、初めての国でいろいろ回りたかったの終日観光のツアーにした。 現在は、アラビア語が公用語だけど、フランス植民地だったのでフランス語も通じるらしい。街の看板は、もちろんアラビア語だけど、英語表記も多いので、エジプトの方が異国情緒があったなあ。モスクなどアラビア建築よりも普通の近代建築の方が多いので、アラビア都市、アフリカ都市というよりは、ヨーロッパな感じ。 カスバ。旧市街の中心。ここには、省庁など政府機関が集中している。世界遺産にもなっているスーク、メディナは目と鼻の先。 カスバと言えば、アルジェリアを思い起こす。「カスバの女」という歌もあったしね。カスバは、アラビア語で城塞の意味。古代城壁で囲まれていたアラビア都市の多くに、カスバと呼ばれる場所がある。 天気が曇りなのが残念だなあ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|