2013 08,28 20:21 |
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今日は、会社をお休みして美術館へ。美術展は、空いている平日に限るね。三井記念美術館で開催されている「大妖怪展―鬼と妖怪そしてゲゲゲ―」を鑑賞。途中で展示替えされるのはつらいねえ。観たかった歌川国芳の「相馬の古内裏」は、前期のみの展示だったらしく残念。
今回、初展示(国内初?この美術館で初?)とされている絵巻物が複数あり、個人的にはとっても面白かった。江戸時代、今より夜はずっとずっと暗く、もののけを身近に感じることができたと思う。さらに昔の古典に材を取ったものもあったけど、彼らの想像力と創造力には脱帽。空行く鬼の表現も靡く風、不気味な姿、どれも驚くほど秀逸。江戸から明治の浮世絵と絵巻、能面が圧倒的に素晴らしく、後半展示されていた水木しげるの原画は正直言って霞んだ。 おぞましい化け物達は、時にユーモラスであり、それはまるで人間の心の陰陽を表しているかのようだ。 古の人々のイマジネーションに脱帽。 大妖怪展―鬼と妖怪そしてゲゲゲ― 三井記念美術館 |
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