2013 07,16 23:02 |
|
久しぶりにらくごカフェへ。なんと前回行ったのは、昨年の12月、小歌・馬吉の会以来。ずっと平日は忙しかったからねえ。
馬吉 「そば清」 これ合うわぁ。「どうもぉ〜」という調子のいい、そしてしてやったり加減が本人とだぶりすぎ。江戸時代から馬吉さんみたいな人いたのねえ。(笑) そばの曲食いで大いに会場をわかす。 小辰 「青菜」 芸達者のスーパー前座だった辰じんさんが二つ目に。やはり、これまでよりは厳しい見方になったしまう。 表情、テンポは相変わらず素晴らしい。ただ、まだネタおろししたばかりなのか、かなり荒が目立つ。荒を笑いに変えてしまうところは流石だが、前半の涼しさと後半の暑苦しさの対照的なそのギャップがいまいち笑いにできていなかった。 しかし、びっくりするような女性の表現や役の使い分けは二つ目成り立てとは思えず、今後も多いに期待できるし、注目したい。 小辰 「悋気の独楽」 一転、こちらの小僧はものすごく可愛い。このネタはかなりこなれた感じがあり、古女房とお妾さんの対比も抜群。 馬吉 「千両みかん」 双方きちんと夏の噺をかけてくれた。やはり、落語は季節感があっていいなあ。 そしてまた、調子のいい(でも人柄もいい)主人公、こうしたキャラクターを演じさせたらピカイチだねえ。もう少しうだるような暑さが表現できたら、みかん問屋での爽やかな涼風が心地良く感じられたかも。 馬吉さんの高座は、本人の人柄の良さが滲み出る素敵な時間を与えてくれるな。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|