2004 12,23 23:51 |
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散歩がてら、隅田川を越えて隣の江東区へ。古石場文化センターへ若手の落語を聴きに行った。文化センターというのが、なんとも懐かしい響き。
朝也 「湯屋番」 この人は、まだ前座さんだが、中々上手だった。この間の黒門亭では、つまらなかったが、自分の会では気合が違うのか、寄席ではあまり自由にできないのだろう。 右太楼 「粗忽の釘」 この人もそつなく、こなしていた。 朝太 「壺算」 この人、名前の通り体全体が太い。満面の笑みに気持ちが和む。朝太は、亡くなった志ん朝師匠の二つ目時代の名前。そう、この人は、志ん朝最後の弟子。だらだらしまりの無い笑顔も落語が始まるときりりと真面目な顔になり、話はすごく上手い。人の好さそうなキャラクターは妙にはまる。後続を気にしたのか、短くはしょってまとめた感じがした。 喬之進 「文七元結」 45分ほどの大作。長い話だが、飽きずに惹きこむ力量は流石だ。端整な顔立ちに女性ファンが多いんだろうな。こういう人が、若い落語ファンを作っていくのだろう。 |
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