2004 12,25 18:38 |
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25日。クリスマスの土曜の夜。ここへやって来るのは、暇な人ではなく、落語を愛する人なのだ。久しぶりにadoさんにも会え、嬉しい夜になった。
本日、前座は、小みちさん。小さい体から、元気よく通る声、流れるような口上は流石なのだ。ネタは、「やかん」。小みちさんの「やかん」を聞くのは、3回目だ。 喬之助 「粗忽長屋」 落語らしい話。どうしようもない慌て者を上手く演じていた。 三之助 「金の大黒」 まくらで、しきりに終演時間のことを持ち出していた。風邪をひいているようで心配だったが、流石プロ、そんなことは微塵も感じさせない。 長屋の連中が大家にお祝いの口上に行く話し。 三之助 「ぞろぞろ」 ネタ卸し。先日、聞いたこぶ平の時とは、若干登場人物が違っていた。また、神様の視点が無かったが、どちらも甲乙付けがたい。 喬之助 「芝浜」 この話は、とても好き。しかし、演者の力量が試される怖い話でもある。二重のしかけが見事な話で、これを上手く演じれる噺家を尊敬したい。喬之助は、上手に話しを持っていき、最後、お酒を飲もうとするところのためらいがとても良かった。 |
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