2005 01,09 23:30 |
|
千石にある金星会館へ落語を聴きに行く。まるで田舎の公民館のような風情だった。こんな建物がまだ東京に残っていたなんて。まるで映画のセットよう、昭和 30年代にタイムスリップしたようだ。普段は、何に使われているんだろう。午前中は、新興宗教の団体が使っていたらしい。
さて、桂藤兵衛師匠の歴史ある落語会。ほとんど常連客のよう。なんとなく孤立感。正月だからか、いつものなのかお酒とおつまみ付き。木戸銭の内です、ぜひどうぞとはいい感じ。 お話は、「真田小僧」、「質屋蔵」、「ふだんの袴」の3つ。ネタおろしの「質屋蔵」が、ちょっとエピソードをひとつ飛ばしてしまったようで、早く終わったため、ひとつ増えた。その飛ばしたエピソードが重要だったのだと、師匠、終わってから悔しがっていたが・・・。「質屋蔵」は、初めて聴いた話だった。なかなかこの話をかける人はいないそうで、もう一度藤兵衛さんで聴きたいものだ。流石にベテランだけあり、大人、子供、女性の演じわけも見事。江戸っ子のべらんめい口調も顔によくあう。 藤兵衛さん、水戸黄門の格さんとか演じたらはまりそう。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|