2005 01,29 22:52 |
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西馬込にある実相寺での落語会。この辺り、池上本門寺を筆頭に沢山のお寺があるので、迷ってしまった。
実相寺は、落ち着いた風情でありながら、新しい美術館のように綺麗だった。 前座の章五さんは、何度か拝見しているが、ちょっと大人しく内気な感じかなあと思いきや、落語が始まると明るくテンポ良く、中々いい。前座は、時に早く終わらないかなあと思ってしまうことがあるが、章五さんの「道具屋」、良かった。 続く、志ん公さんは、「粗忽長屋」。滑稽ものの極みという作品だ。馬鹿馬鹿しい話だが、馬鹿な主人公がいたって真面目なところが可笑しい。 さて、志ん輔師匠は、「茶の湯」。何度も聴いたことがあるお馴染みの話だが、笑った。大いに笑った。腹がよじれるかと思った。こんな、可笑しい「茶の湯」は、小三治師匠以来だな。ご隠居と小僧の表情が最高だった。途中の脱線も楽しい。 続く、才紫さんは、「半分垢」。 ほんで、朝太さんは、「代脈」。この人、最近、ことにお気に入り。いい味。独特の雰囲気ではまる。将来、いい噺家になるな、絶対。 |
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