2005 01,30 22:50 |
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今日は、黒門亭へ。入り口で、時助さんに会う。最近、黒門亭に行くと、前座さんが時助さんなので、くじで当たりをひいたような嬉しい感じ。やはり、黒門亭は、じっくり話が聴けて一番好きだ。
時助 「転失気」 しってやったりの小僧の描写が可笑しい。さげの「へとも思いません」の表情が最高だった。 司 「天狗裁き」 これは、結構好きな話。奇想天外な展開が傑作だが、有名な話だけに、話し手の力量が問われる。司さんは、まくらで観客をつかめていなかった。ちょっと残念。 三之助 「天災」 聴いたことがあったようで、実は初めてだった三之助さんの「天災」。短気な主人公の描写が笑えた。三之助は、観客をとらえていた。つぼを得た話の運びは、流石だ。 八朝 「金明竹」 志ん朝師匠ではなく、小三治師匠にならったという「金明竹」。肝心の関西弁が出てくる後半がなかったのが残念。 一琴 「勘定板」 一琴さんは、坊様のよう・・・。神聖な風貌でこんな汚い話をする・・・。この話は、前にも誰かで聴いたことがあるが、喜多八さんがやったらかなりはなまって面白いかも。 駿菊 「子別れ」(通し) 「子別れ」を通しで聴くのは、2回目。やはり、この話は通しで聴くと、後半の親子の会話が活きてくる。この長い話を、滞りなく聞かせるのは、流石、噺家。時折、演者同様観客も目頭が熱くなる。今日の駿菊さんの話だけでも、千円じゃ安すぎだ。すごく得した気分。 |
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