2013 05,01 15:46 |
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マカオと言ったら、やっぱりここ。かつては神学校を有するイエズス会の大教会であったが、度重なる火災でファザードだけが残った。それが独特の景観を生み出し、マカオのランドマークであり、シンボルでもある。焼け残ったといういより、このために作ったと言ってもいいくらい不思議な調和がある。 このファザードの建設には、国を追われた日本人キリスト教徒もかかわっている。1620年頃だそうだ。その頃から、日本とも関係が深い場所だ。 坂の階段を登り振り返るとものすごい人、人、人。遠くに見える巨大なグランド・リズボアの建物は、こうして見ると目障りだ。京都の清水寺の参道のように、お土産屋が道の両側に並ぶ。怪しい物売りはいなかった。 裏から見ると、こんな感じ。階段で窓のところまで登れるようになっていたが、この日が閉鎖されていた。 階下に納骨堂があり、長崎で殉教した日本人教徒の名前も刻まれている。 すぐ隣にモンテの砦があり、石垣や城壁が残っている。現在は、緑あふれる公園になっており、市内の見晴らしも良い。 モンテの砦から眺める。なんとも不思議な光景だ。 |
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