2013 01,28 19:47 |
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10年に1本くらい、観客を魔法にかける映画が現れる。この映画がまさにそれ。オープニング・クレジットから監督のアン・リーは、魔法をかける。美しい映像と斬新な技法に視覚が刺激され、心躍り、満面の笑みでスクリーンを見つめることになる。
そして、この映画は、絶対に映画館で3Dで観た方がいい。これまでの3D映画は、何故わざわざ3Dに?というものが多かったけど、この作品では、奥行きというものを効果的に利用した斬新映像テクニックに圧倒される。動物も、風景もCGだと分かっているのに、それをも忘れさせるほど素晴らしく、そして美しい。 海と空がつながる3D映像は、海洋生物が空を飛んでいるような錯覚を覚える。 様々なアイデアが満載で、海の上での漂流場面も飽きさせない。実際のサバイバル方法にもとづいて脚本が書かれたらしい。 この映画には、人生と真実の残酷な側面も描かれているが、そうした残虐性はオブラートにつつみ家族でも観られる作品に仕上がっている。エンドクレジットも3Dを活かし、美しい。 栗4つ。魔法の時間を満喫すべし。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。
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