2013 01,26 15:25 |
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現代の自分と30年後の自分とのスリリングな戦いと、予告でタイムトラベルもののパラドックスを活かした展開をあおっていたけど、実際はかなり拍子抜け。確かに、前半は、面白いプロットでいったいどうなるのだろうと大いに期待を持たせていた。
しかし、後半物語は一転する。タイムトラベルの面白さを活かした展開は、どこへやら。物語は、陳腐なラブストーリーと「キャリー」や「スキャナーズ」みたいな超能力者映画に変貌。自分自身との戦いは、どこへ行ったの? はあ? タイムトラベルものの傑作ニコラス・メイヤーの「タイム・アフター・タイム」やブライアン・デ・パルマの「キャリー」を別々にそれぞれ観た方が数百万倍面白い。 最近の映画にありがちなプロットは面白いのに、展開や結末が考えられず強引なラストとお涙頂戴に走っている駄作群の一作。 栗1つ。ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン11にて |
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