2005 03,02 23:01 |
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今日は、日暮里サニーホールへ、立川流の落語会へ。平日の18時半開演、会社帰りだといつも前座さんと一人目の演者には間に合わない。
会場に着くと入り口前のソファに談幸師匠が座っていた。「毎度、ありがとうございます」と声をかけられて嬉しくなっちゃった。談幸師匠は、高座の上から見ていただけのに、僕を認識しているというその点に感動・・・。まあ、談幸師匠のHPによく書き込みしているので、その情報と照らし合わせれば、あいつが栗坊だと、分かったのだろう。しかし、単純なあちきは、それでも嬉しい。 会場に入ると満席。どこか空いていないか探しながらきょろきょろしていると客席にadoさん発見。あとでadoさんに聞いたら、前座はキウイさんだったそうだ。聴きたかった。その後、風吉さんが、パイプ椅子を持ってきてくれたので、何とか座れた。 談修さんのネタは、「紙入れ」だった。立川流の若手ホープだけあって、流石。バレンタインデーでもらったチョコレートが一つだなんて言っていたが、多分嘘だと思う。落語会では、ジャニーズばりに女性ファンを持っているはずだ。 隣に座っていたおばさんが、「今日は、久しぶりに文字助が出ているから混んでいるの」と言っていた。文字助さんの高座は、初めて拝見したが、何と粋でいなせな噺家なんだろう。その貫禄や衰えしらぬ声質には、驚いた。独特のオーラが出ていた。 仲入り中は、adoさんとお喋り。知っている人がいると、淋しくなくていい。 今日の談幸さんは、ちょっと短めだったが、大いに笑えた。このお方の高座は、本当に素晴らしい。笑い上戸の描写は、もう、本当に爆笑だった。談幸さんの落語から得られる充実感は、立川流を越えて、全噺家の中でもトップクラスだ。談幸さんが出てれば、その落語会は、それだけで行く価値がある。流れるような話の運び、時折脱線する小話の可笑しさ、素敵な笑顔、にじみ出る人柄、談幸さんは、本当に素晴らしい。 加えて、今夜は、サプライズ・ゲストとして、家元こと談志さんが登場。会場割れんばかりの拍手と熱狂。「近くを通ったので寄った」とのことだが、お客さんへの感謝をこめて、小話をいくつか披露。「みなさま、ありがとうございます」と、どちらかと言うと毒舌の家元にこんなこと言われると重みが増すねえ。 まあ、でも僕は、やっぱり談幸さんが一番やね。 |
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