2012 07,29 22:51 |
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おばちさん主催の落語会に行って来た。久しぶりに西荻に来たなあ。17、8年ぶりくらいかなあ。ちょうどお祭もやっているそうで、また着物・浴衣割引があるというので、浴衣を着て出かけた。
会場に入るなり、年配の女性のお客さんが二人、「あら、総絞りの浴衣?すごいわねえ、触っていい?」と着物談義へ。 おばさま「最近、男性の着物姿見ないけど、やはりいいわねえ。」 僕「ありがとうございます」 おばさま「この浴衣、高いでしょう?数十万円するんじゃない?」 僕「あ、いえいえ、そんなにしないですよ」 おばさま「あら、この巾着袋も素敵。千鳥じゃない」 僕「扇子も千鳥なんですよ」 おばさま「あら素敵、手描きじゃない。そしてまたいい香り。これ白檀?」 おばさま「帯もご自身で結ばれたの?すごいわねえ。も、もしかして、今日お出になる三之助さんの師匠の方ですか?弟子の落語をご覧になりにいらしたのね」 いえいえ、違いますよーと、でも開演まで楽しく話をしてました。 三之助 「金明竹」 なかなか幅広い年齢層のお客さんに、なんのネタにしようか悩んでいる感じだったなあ。どことなくつかみ切れてない感があったけど、外から覗いている人もいたりして、不思議な空間だったよ。(笑) 仙三 太神楽曲芸 間近で見る傘回しやバチの取り分けは、なかなかの緊張感。(笑) 一人だからちょっと寂しいけど、いつもとは違うバチの芸のいろんな種類の技に脱帽。パンダ回しの傘の曲芸は笑ったなあ。パンダがでんぐり返ししていてすごく可愛かった。 寄席より天井が低いから大変そうだったけど、スーバーエンターテイメントに夢中になった。なんか見ていてやってみたくなったよ。 三之助 「青菜」 今日は、青菜が聴きたかったんだよねえ。まさにそんな暑さだったよ。 涼しげでゆったりした前半と暑苦しくて可笑しい後半の対比が絶妙。特に後半3人の愛らしいキャラクターは、人間ってやっぱりいいなあと感じる。貧しくても楽しい、そんな江戸の生活が現代にも通じる感じがした。 終演後、こはるさん、ようこさんとお祭の時間まで喫茶店で時間つぶし。西荻って洒落た小さなお店がたくさんあるなあ。 |
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