2012 05,04 23:35 |
|
本国アメリカでは大コケしてしまった作品。映画史上最大の赤字になりそうだけど、過去の『天国の門』のようにその赤字のせいで映画会社がつぶれてしまう心配は、ディズニーにはないらしい。 まるで「ターザン」と米国の批評家たちには酷評されたが、まさに「ターザン」の原作者の作品だし、100年前に書かれたSF小説だから、どうしても古さは否めない。 でも、結構、それがかえって面白かった。原作は、1917年に書かれた「火星のプリンセス」。地球人が火星にテレポートし、重力が違う火星でヒーロー的に大活躍し、火星の王女と恋に落ちるという昔懐かしいプロットだけど、子供の頃に想像した夢あふれる冒険活劇にあふれていて楽しめる。 今観ると、「スター・ウォーズ」や「アバター」にそっくりと思ってしまうが、影響を受けたのは、ルーカスやキャメロンの方で、こちらの小説のが遥かに先なのだね。 期待していなかっただけ、良い意味で面白かったけど、「スター・ウォーズ」しかり、宇宙のSFものって、みんな古代ローマ風なんだよねえ。(笑) ちょっと続きが気になるよ。栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン1にて。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|