2005 03,28 22:18 |
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鈴本の後、お江戸日本橋亭へ。よく落語会で見かける方々が沢山来ていた。土曜の藤兵衛会にいた人もちらほらいて、なんか気恥ずかしい感じ・・・。
駒次 「子ほめ」 なかなか表情とか上手だった。後半、結構間違えたが、なんとなーくまとめていた。なかなか堂々としている前座さんだ。 雲助 「幇間腹」 幇間一八が傑作だった。こんな人いそういそう、いつの世にも。調子良くて、お茶目で、なんか憎めない。なんか乗り移ったように見事に演じていた。流石。 喜多八 「棒鱈」 最近は、喜多八ワールドにすっかりはまってしまった。爆笑、爆笑、大爆笑だった。酔っ払いの熊さん、素面のトラさん、酔っ払いの侍、素面の仲居、店の女将が次々と入れ替わり、二つの部屋の場面もまるで映画を観ているような切り替わる、もう全く持って見事で可笑しくて最高だった。あらゆる表情が鮮やかに切り替わる様には、驚愕。よく、あんなにも混同せずに操れるものだと感心してしまう。 なんとも言えないけだるい雰囲気の中に、これぞ芸というものをきちんと見せてくれる。魅力に取り付かれた・・・。 小雪 太神楽 いつものスマイルで、出てきただけで、観客はノックダウンです。客とのかけあいも楽しい。紅一点、清涼剤のようね。強烈なおじ様方のなかにあって・・・。 志ん橋 「文七元結」 典型的ないい話。ほろりとさせながら、大いに笑わせてくれた。長い話だが、のめり込んだ。特に、金をめぐんでやるまでの葛藤の描写、金を返しに来た旦那を迎える時の主人公と女房のやりとりのシーンが秀逸だった。 しかし、江戸っ子ってどんなことがあれ、一度自分から離れた金は、受け取らないんだね。そこは、ちょっとじれったい。 |
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