2005 04,01 22:11 |
|
お昼に、三之助さんに、「前売り料金にしてね」とお願いメールを出す。研精会は、当日の昼頃まで、前売りの予約ができる。当日料金1500円が前売りだと1000円。なんと、当日なのに500円もお得になるの。こんな便利なシステムの詳細は、三之助さんのBlogでどうぞ。
さらに、来場者には抽選で、維新號の中華饅頭が当たるのだよ。なんと、あんまん473円と肉まん473円の計946円のセットなり。抽選にあたると1000 円で落語が6席聴けて、さらに946円のお饅頭のお土産が付くという、なんともアンビリバボーな落語会なのだ。おいらも、3回の内2回お饅頭が当たるという高確率で楽しんでいる。一緒に、行きたい方は、お気軽にご連絡を。皆で行こうね。
さて、本日の内容は・・・。
春夢 「道灌」
前座さんだが、なかなか堂々としている。顔がお猿さんみたいで、客席から「可愛い」の声も。途中からだったが、結構笑えた。
三之助 「ぞろぞろ」
一之輔さんが結婚して子供ができたと言いながら、今日は、エイプリル・フールでもあるという振りが、後続の一之輔の登場を面白くした。実は、今日、彼のブログで既に引っ掛かっているだけに、一瞬、またあとか思ってしまった。
さて、三之助さんの「ぞろぞろ」を聴くのは、3回目。聴く度にちょっとづつ細部が変わっている。アドリブも入って余裕がでてきたのか・・・。爺さんと婆さんの表情もとってもいい。三回目なのに、笑ってしまった。やっぱり、三之助はいいのお。
高座から下がる時、前座がいるのに座布団をひっくり返していた。おちゃめ。
小駒 「人形買い」
恐縮ながら、今日まで、小駒さんと喬四郎さんを同一人物だと思っていた。ごめんなさい。何となく似ているんだもん。
この話、「壺算」みたいな話かなあと思いきや、後半小僧が出てくるあたりから立場が逆転する可笑しさがある。
一之輔 「花見酒」
三之助さんのまくらのネタ振りのため、笑いながら出てくるのが可笑しかった。どうやら本当の話だったようで・・・。
一之輔さんは、二つ目になってまだ一年もたっていないが、お上手。堂々としていて、話の運びもスムーズ。不機嫌そうな表情に、既になんか貫禄もある。どことなく漂うふてぶてしさが魅力だ。声も太く聴きやすい。酒樽から風にのって流れる酒の臭いの描写がなかなか良かった。
遊一 「ねずみ」
眉毛がすごい。顔の半分が眉毛のような印象だ。郷ひろみも卒倒して参りましたと土下座しそうな眉毛だ。本当に、眉毛がすごい。
さて、この「ねずみ」。師匠の扇遊さんので聴いたことがあるが、比べると(比べるのも可愛そうだが)まだまだだなあ。時間がなかったのかなあ、もうちょっとゆっくりじっくりやって欲しかった。感情がこもっていない台詞、棒読みとまではいかないが、もう少し気持ちを入れて欲しい。がんばれ。
朝之助 「皿屋敷」
首が長いなあ。タイの奥地にこんな種族がいるなあ。絶対、その種族の血が流れているなあ、この人。「首長族」という新作落語でもあればいいのになあ。
そんなことは、さておき、この人も味がある。飄々とした可笑しさ、アドリブも自然に入れて流石の余裕だ。ビーバーが困ったような表情も面白い。
|
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |