2005 04,02 23:10 |
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オープニング、まるでレンブラントの絵画のような陰影の映像にゾクゾクする。全編にわたりスコッセシの映像表現は、素晴らしい。
物語りもヒューズとキャサリン・ヘップバーンが中心の前半は、すごく良い出来。ケイト・ブランシェットのヘップバーンは、とても魅力的だ。ケイトが出なくなる中盤は中だるみだが、後半の公聴会のシーンからは、また面白くなる。
賞には縁のないディカプリオだが、この映画での演技は素晴らしい。これでアカデミー賞取れなかったのは、ショックだろうな。本当にいい演技。
しかし、髭面のディカプリオは、なんかベニチオ・デルトロだった。
映像は、素晴らしく、また波乱万丈のハワード・ヒューズの人生は、驚きに値する。しかし、過去のスコセッシの作品とどうしても比べてしまうから、ちょっと物足りない。
飛行シーンは、素晴らしいので、観るなら映画館の大スクリーンでどうぞ。ヒューズも興味深いが、ここにかかわってくる大女優の人生も実は、波乱万丈で切ないのだ。
まあ、3時間飽きずに観れる。丸の内ルーブルにて。栗3つ。
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